こんにちは。キャタピランRCコーチ・トレーナーの岡崎友哉です。先日、キャタピランRCでも皆さんに体験してもらった、「縄跳び練」についてお届けします。ドスドス走りの方、必見です。
縄跳びでドスドス走りを改善!
かかとから着地するドスドス走りのランナーをよく見かけます。なかなか上手にスピードにのれていません。そんなドスドス走りの改善に、縄跳びはおすすめ。
縄跳びをすることで、自然にフォワフットの着地、そして走る時に使うべき体幹をしっかり意識できるようになります。フォームを意識しながら走るのは、コーチでもいない限りなかなか難しいですが、縄跳びをすることで、自然と体がいいフォームを覚えてくれます。速いランナーをみていると、スピードはでてるのに、ゆったりした走りに見えますよね。縄跳びで、体幹と着地がかわれば、そんな走りに近づけるんです。
縄跳びを1分くらいして、それから走りに行くといいでしょう。
コーディネーション能力ってご存知ですか?
運動する上で必要な7つの能力(バランス、空間把握、リズム、反応etc)のことをさしますが、縄跳びは、これらをバランス良く鍛えることができます。特に神経系が向上する時期のお子さんにはおすすめ。
ランニングがもちろん、幅広いスポーツに役立ちます。
走力アップのための、跳び方とは!?
縄跳びは腕や肩で回さない。縄跳びをもつ手を腰のあたりで固定して、手首を回すことを意識しましょう。
リズムは、一定のテンポをキープ。どすどすと着地するようなテンポだと遅いので、トントンと、速めのリズムを刻めるといいです。
片方の足を少し前にだすと、跳びやすいです。また慣れてきたら、同じ場所で着地するように意識しましょう。ひざは、1回1回曲げて伸ばしてとするのではなく、なるべく曲げずにとびます。足首もぱたぱたさせない。地面からの反発をもらうことを意識しましょう。
縄跳び後、スピードをアップするランナー続出!
先日キャタピランRCで、この縄跳び練を実施しました。「縄跳びをするのは小学校以来!」なんて声もちらほら。走ると10分なんてあっという間ですが、縄跳びの10分は長いとみなさん感じたようです。10分跳び続けるとかなり疲れます。つまり、それだけ短い時間で効率よく鍛えられるということです。またジャンプ運動は骨の強化にもつながりますので、特に女性はおすすめです。
さて、肝心な走りですが、縄跳び後、多くの方の走りが変わりました。自然と速く走るようになったのです。理由は、地面からの反発を上手にもらえるようになったから。地面からの反発をもらえれば、無駄に筋力を使わずに走れます。
参加者の方からは「前への推進力が凄い!」「体に自然と軸ができる。今までどうやって体幹を意識すればいいかわからなかったけど、自然とできた」〜などの感想をいただきました。
わたしも学生時代、縄跳びをするようになってから速くなりました。
雨の日、走れない日なども、積極的に縄跳び練とりいれてみてください。またキャタピランRCでも取り入れていきたいとおもいます。
※キャタピランRCは、毎月第2第4火曜日に開催しています。詳しくはキャタピランのFacebookページをチェックしてください。
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