川内優輝選手のそっくりさんとして、マラソン大会やイベントなどで活躍中のモノマネアスリート芸人、M高史さん。大学時代は箱根駅伝の強豪・駒沢大学駅伝部で主務として活躍。卒業後は介護施設で働き、その後、モノマネなどのタレント活動を始めました。一見バラバラの道を選択してきたようにみえますが、実は、最近これまでのランニング、介護、モノマネなどのジャンルを融合させたユニークな活動をされています。そんなM高史さんの活動について、また活動に欠かせないというキャタピランについて伺いました。

世界陸上、川内優輝選手の応援は、こっそりと・・・

僕は非公認のものまねですが、川内選手が「M高史に間違えられるんだよ」って言ってくれた時は嬉しかったです。川内選手は国際大会など大きな大会の出場が多いですが、「その分、M高史が小さい大会やファンランの大会にでてくれるので、一緒にマラソンもりあげたい」とも言って下さいました。

ずっと、陸上競技やってて、ものまねをやってたら、川内優輝選手というそっくりな人が現れました。これは神様からのプレゼント。神様からいただいたチャンスを自分のためだけではなく、皆さんが元気になるような活動に活かしたいです。

陸上、モノマネ、介護… 経験と特技をいかし、社会に貢献

最近は、エコにも興味があります。人が1年間に呼吸して排出する二酸化炭素は、およそ杉の木23本分の吸収量になるそうです。僕たちランナーはもっと呼吸してるから、多いかもしれません。そんなことを考えたら、みんなの幸せを考えるなら、地球、自然のことも考えていかないといけないなと思うようになりました。チャリティなどで集めたお金を、緑の基金などに寄付する活動もはじめました。

 

サブ3だって大丈夫! 笑顔になる靴ひも、キャタピラン

また福祉の現場での需要をすごく感じますね。知的障害者の方の施設で体操してると、自分で靴ひもを結べない方、また解けたまま歩いてる方もたまに見かける。スタッフが気づかないときもあるので、危ないです。以前靴ひもをプレゼントしたら、それ以降、世話をするお母さんたちの間で「便利で安心」と広まって行きました。

また僕の「ジャパササイズ」という体操があるのですが、このキーボードを担当している、自閉症のゆうた君。彼のお母さんが、周りのお友達にキャタピランをプレゼントしたんです。そうしたら、ダウン症の女の子が「この靴ひもきもちいい」ってすごい笑顔になったときいて、嬉しかったです。

また保育園の先生は、靴の脱ぎ履きが多いから、本当はスニーカーをはきたいのにサンダルをはいてることもあるんですよね。そんな時はキャタピランをすすめちゃいますね。

M高史さんプロフィール

1984年9月28日生まれ。駒沢大学時代は駅伝主務として箱根駅伝などで選手をサポート。大学卒業後は、障がい者施設に勤務。その後タレントになり、ものまねアスリート芸人として活躍。

東京マラソン2017チャリティ・アンバサダー
東京マラソンウィーク宣伝部長(2015、2016、2017)